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2015-06-10

思いつきホロスコープ診断3

2008/08/05 16:09 参照数131

白河院のホロスコープを診てみます。

天喜元年六月二十日 子の刻 京都生まれ
西暦にすると1053年7月8日 前日の午後11時~午前1時 (ホロスコープは0時で設定)


〈ユリウス暦で診た改訂後〉
蟹座の太陽。
外界に対する敏感な反応と、感情の起伏の激しさを与えます。身内意識が強く、特に自分が保護する立場にある者に対しては、親身な面倒見を惜しみません。環境の変化を喜びますが、先祖から受け継いだ伝統や慣習を守ろうとする気持ちにも激しいものがあります。深い同情心と鋭敏な知力に富んだ、思索型の人です。

魚座の月。
同情心が強くセンチメンタルな性格です。
感受性が強く、物事に感動しやすい反面、感情に溺れる傾向があります。

月・火星・水星のグランドトライン。
感情・情熱・知性が大変調和的に働きます。
小回りの惑星ばかりなので、軽やかな作用をもたらしたのではないでしょうか。

天王星・太陽・海王星がT-スクエア。
改革心・自分自身・夢想性が強烈に対立します。
時代の荒波に自分自身を鋭く対立させるような、そんな配置です。
 
木星・カイロン・土星が小三角。
幸運・癒し・堅実さが調和的に働きます。
幸せに向って一心に努力の出来る人で、それには「癒し」がキーワードになります。

惑星のほとんどが「水の宮」グループにある。
水の宮は蟹座、蠍座、魚座からなるグループです。理性よりも感情に支配される傾向があります。受容的で優しい性格の人ですが半面で意思が弱く、感情の嵐に翻弄されて自分を見失いやすいところもあります。


〈改定前〉
ASCの近くに海王星があります。
理想主義のロマンティストです。非現実的な考えを持つため、他人に理解されにくい傾向があります。慈善や奉仕活動に従事する人生を送ります。

海王星、水星、月、天王星が水星と月を中心にメディエイション。
月と水星がこの位置にあることにより、海王星と天王星の不調和はかなり軽減されます。
海王星の理想主義に天王星の改革精神が組み合わさり、進歩的な大革命を起こすことが出来るかもしれません。それには水星のコミュニケーション力と、月の物事に対する適応力が有効に働きます。
ただ、海王星と天王星の組み合わせがマイナスに働くと、情緒の不安定さや道徳的基準の混乱を引き起こすでしょう。

蟹座の第二旬の太陽
外界に対する敏感な反応と、感情の起伏の激しさを与えます。身内意識が強く、特に自分が保護する立場にある者に対しては、親身な面倒見を惜しみません。環境の変化を喜びますが、先祖から受け継いだ伝統や慣習を守ろうとする気持ちにも激しいものがあります。深い同情心と鋭敏な知力に富んだ、思索型の人です。

太陽と木星が第3室、蟹座で合。
太陽と木星の合は、陽気で楽天的な人柄を与えます。健全な野心もあり、はっきりした主張や行動も起こせる人です。幸運で、人生上の好機や良友の援助に恵まれやすいでしょう。この座相が第3室に入室していますから、知的なことに大変恵まれます。心の充足を他人との知的・精神的な交流に求めます。

太陽と木星の合に、土星が魚座でトライン。
堅実さが加わります。特に太陽と土星の調和座相は思慮深さと威厳を与えます。実力以上に責任ある立場におかれやすいですが、困難を耐え忍ぶ力と持久力を持ち合わせています。

惑星のほとんどが「水の宮」グループにある。
水の宮は蟹座、蠍座、魚座からなるグループです。理性よりも感情に支配される傾向があります。受容的で優しい性格の人ですが半面で意思が弱く、感情の嵐に翻弄されて自分を見失いやすいところもあります。

射手座の月が冥王星と調和、土星と不調和。
射手座の月は思想でも仕事でもスケールの大きなものを好み、何事にも精力的に取り組むことを表します。
冥王星との調和は多情多感で爆発的な気質の持ち主とはいえ、気位が高く感情をよくコントロール出来ることを意味します。環境を支配する能力とともに、人間関係を政治的に利用する特殊な能力を持ちます。
土星との不調和は、劣等感を持ちやすく、常に心に不満を抱えていて憂鬱であることを示します。満たされない寂しい人生を送りやすく、男性は妻運に恵まれない傾向があります。


私のこの方は対する感想は、好きとか嫌いとかいう次元を超えた、もう別次元の人、というものです
保元の乱の原因ー物理的・表面的な原因ではないもっと根源的なーはどこにあるかを辿っていくと、やっぱりこの人に行き着くんですね。鳥羽院の気持ちもわからなくはないし、待賢門院璋子も彼女に何が出来たかを考えると難しいものがあるし。んで養女に手を出して、その養女を今度は自分の孫に入内させて、入内させてからも関係を続けるということをした、白河院に思いが及ぶ。でもこの人なら仕様がないか、という気持ちにさせられてしまうほど、とにかくとにかく破天荒な人。犯人探しに意味はありませんから、いいんですけどね。でも崇徳院の生涯を考えるとやっぱり複雑。

ホロスコープを診てまず思うのは、頭脳明晰だったんだろうなぁということ。
と同時に人並み外れたロマンティストなのね。白河院は賢子亡き後、他に女御・后を迎えようとはしなかったっけ。異母妹の師子や、一時的な性的欲求を満たすために集められた女房たちには、けっこうな迷惑だ。

「身内意識が強い。」璋子に対して行った一連の行為が単なる老狂なのか、はたまた自己の母系に属する養女への偏愛(by保立道久氏)によるものなのかは、本人の他には知りようがない。ひょっとすると本人ですら、頭ではわかっていないのかもしれないな。

「自分が保護する立場にある者に対しては、親身な面倒を惜しまない。」璋子や源有仁に対する感情が、これなんだろうなぁ。有仁に対する厚遇には、政治的策略や罪悪感や同情ももちろんあったのだろうけれど、白河院自身が有仁をとても気に入ったのだと思う。有仁は白河院の心の琴線に触れるものを十分に持っていた(美形で芸達者だしね)。それゆえ白河院は保護し、愛情を惜しみなく与えた。有仁もそんな白河院を実父の政敵とはいえ憎むことは出来なくて、でも実父に対しても愛着があるからその狭間で葛藤して、その結果政治的なことに関わろうとはしなくなった。子孫を残すことにも頓着しなくなり、むしろ面倒なことになるから、男の子は欲しくないなという境地に至った。とこんな予想を私はたてているのだが、どうなんでしょう。有仁の立場って、敦康親王とかぶるのよね。敦康親王より彼が長生きしたのは、他に打ち込める趣味(?)を見つけたからのように思う。和歌や、装束に凝ること、それから恋。北の方と彼はなんだかんだで楽しそうだし(笑)、そういう人生もありよね。ってこれ白河院のホロスコープ診断だっちゅーに(オイッ)毎度のことながらつい脱線してしまふ(++)

また、白河院は政策の一つとして「生類憐みの令」を発令しています。仏教の教理に従い、殺生を固く禁止したんですね。これなんかは海王星の深い同情心や、弱いものに対する憐憫の情が強く出た結果だと思います。

帝(ないし治世者)になるということは、その人の思想や行動が、国全体に影響を及ぼしてしまうということでもあるんですねう~む。院政期みたいな一人の人間に権力が集中する政治形態って、やっぱり危険なんじゃなかろうか。


   文出
保立道久 1999年 平安時代 岩波書店 

   参考文献
岡本翔子 心理占星学入門 2000 扶桑社
石川源晃 1992 [演習]占星学入門 平河出版社
石川源晃 1991 [実習]占星学入門 平河出版社
流智明 1986 占星学教本 JICC出版局
ルル・ラブア 2005 占星学 実業之日本社
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プロフィール

ゆきめ

Author:ゆきめ
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日々のこと、趣味について語りたいと思います。
心理学、西洋占星術、歴史(主に院政期)など。
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2012年11月6日ウェブリブログから移行しました。記事の上にある参照数とブログ気持ち玉はウェブリブログのときのものをそのまま載せたものです。

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